自民新総裁に高市氏、県民反応さまざま 変化期待と諦め交錯「期待感ある」「誰がなっても長くない」… 物価高対応切実、野党との連携にも注目

自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されたことを伝える街頭テレビ=4日午後3時2分、東京都千代田区(共同)
自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されたことを伝える街頭テレビ=4日午後3時2分、東京都千代田区(共同)

 選挙に敗北続きで「解党的出直しを図る」と強調した自民党の命運は初の女性リーダーに託された。4日、党の新総裁に高市早苗氏(64)を選出。少数与党下でも首相に就く見通しだ。結果を受け、県内有権者からは、変化への期待も出たが「誰がなっても長くは続かないのでは」との見方も。県民各世代が切実に望むのは、やはり物価高対策で「食料品全体が値上がっていて生活に関わる」「対策法案を早く」との注文が相次いだ。かじ取りをどう進めるのか。野党との連携の仕方に注目する人も多い。

 千葉市中央区の男性会社員(24)は「史上初の女性総裁ということで期待感はある」。決選投票前の演説で高市氏が触れた物価高対策を巡って「 ・・・

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