2025年10月23日 05:00 | 無料公開

キャラバンカーの前で横断幕を掲げ、大会をPRする熊谷知事と千葉県ゆかりの選手ら=22日、県庁
日本初開催となる聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」の認知度と開催機運の向上を図ろうと、全国を巡回しているキャラバンカーが22日、千葉市に到着し、千葉県庁で記念イベントが開かれた。
イベントには、熊谷俊人知事や県内出身など千葉にゆかりのあるデフリンピック出場選手らが参加。熊谷知事は「日頃の練習の成果を存分に発揮して、県民、国民に大きな勇気と感動を与えてくれる大会になることを願っている」と話した。
会場では手話を交えた応援エールが送られ、男子バスケットボールに出場する北村遼選手(44)は「チームプレーに貢献して、メダルを取りたい」と意気込みを語った。
キャラバンカーは19日に千葉県入りし、26日まで県内各地を回り、最終日に東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリア(木更津市)で神奈川県に引き継がれる。東京デフリンピックは11月15日から26日の日程で、21競技が実施される。
(小野洋)





