「細谷家住宅主屋」国文化財に 白子の旧網元屋敷 保存で「文化継承」願う

国登録有形文化財になる見込みの細谷家住宅主屋(白子町教委提供)
国登録有形文化財になる見込みの細谷家住宅主屋(白子町教委提供)
細谷家住宅主屋の座敷(白子町教委提供)
細谷家住宅主屋の座敷(白子町教委提供)

 国の文化審議会は18日、白子町の「細谷家住宅主屋」を含む全国130件の建造物を登録有形文化財にするよう文部科学相に答申した。答申通り登録される見通し。県によると、県内の国登録有形文化財(建造物)は、今回の答申分を含め319件となる。

(武内博志)

 白子町幸治の細谷家住宅主屋は、九十九里浜南西の集落に位置し、1866(慶応2)年に建築された。細谷家はこの頃に地引き網漁の網元だった家で、旧網元屋敷がよく残されている点などが評価された。

 大切に管理してきた13代目当主 ・・・

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