37万本が廃棄対象 シイタケ原木、放射性物質指標値を超過

 2月県議会は18日、農林水産と商工労働企業の2常任委員会が開かれた。農林水産部は、福島第1原発事故の影響で一部出荷停止が続いている県内の原木シイタケについて、原木の調査を実施した結果、37万本が国の指標値を超え、廃棄対象となっていることを明らかにした。公明党の赤間正明議員の質問に答えた。

 【農林水産】県森林課によると、県内の原木シイタケ生産者が保有する原木は計186万本。このうち、伐採箇所や時期、管理状況から放射性物質濃度の確認が必要なのは116万本で、昨年秋ごろから876検体を抽出して検査を実施してきた。

 検査の結果、430検体の原木が国の指標値(1キログラム当たり50ベクレル)を超過。本数に換算すると37万本が廃棄対象となった。

 県は生産者に廃棄を急ぐよう要請するとともに、今春入れ替える希望本数を確認。生産者からは計約24万本の要望があり、県森林組合を通じて山梨県などから確保するという。


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