「千葉ブランド」から初の除外 信田缶詰、原産地表示問題で千葉県

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 「信田(しだ)缶詰」(本社銚子市黒生町、北島芳紀社長)の缶詰原産地に不適切な表示があった問題で、千葉県は23日、原産地表示に事実と違う点があった信田缶詰の製品「銚子産いわししょうゆ味」を「千葉ブランド水産物」から除外したと発表した。同ブランド水産物は、優れた本県産の生鮮水産物や水産加工品を県が審査・認定し、重点的にPRする制度で、10年前に創設。除外は初という。

 県水産課によると、22日に同社から返上の申し出があり、23日に現地で事実関係を確認、除外した。認定品は1減の22品となった。

 除外製品は2014年度に3度目の更新認定を受けていた。同課は「原産地表示は同社の申請内容を信頼していた。千葉県産以外のものが含まれていたことは残念」とした。認定品を一覧にした冊子やポスターを作成し、県内外の催事で紹介するなどしており、最近作ったばかりのポスターの回収も検討しているという。

 一方、県安全農業推進課は23日、食品表示法違反の可能性があるとみて信田缶詰を立ち入り検査した。数人の職員が同社の担当者から聞き取りを行い、帳簿や伝票類も確認。違反に当たるかの精査を進める。