現在は住宅街や学校が広がる千葉市稲毛区小仲台。かつて、この地域周辺には「陸軍防空学校」があった。同校は地上から敵戦機を迎え撃つ高射砲に関する研究や教育の拠点として機能し、終戦とともにその役割を終えた。今ではほとんど忘れられつつある地域の歴史を伝えようと、同区の「アトリエ くすの木」で企画展「稲毛にあった陸軍防空学校と戦後復興」が開かれている。16日まで。
(大村慧)
企画展は市民グループ「千葉市近現代を知る会」の主催。同会が調べてきた資料や航空写真、建物の模型などを通じて、地域の歩みを紹介。同会代表の市原徹さん(78)=同区=は「世代が代わり町の変遷を知らない人が増えてきた。住んでいる地域に何があったのか、どのように復興していったのか知ってもらいたい」と説明する。
市原さんや展示資料によると、防空学校は1938(昭和13)年に設立された。同区が選ばれたのは、「帝都東京...
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