太平洋戦争時に日本軍が開発した気球型の秘密兵器「風船爆弾」に関する新資料が9月、一宮町教育委員会に寄贈された。気球を作るための和紙(ロール紙)と、信管とされる部品だ。同町には風船爆弾の打ち上げ基地があったが、実物の資料は町内にほとんど残されておらず、町教委は「貴重な資料」としている。町中央公民館で開催中の企画展示で公開している。
(武内博志)
町教委によると、風船爆弾は、和紙をこんにゃくのりで何層にも貼り合わせて作った気球(直径約10メートル)に焼夷(しょうい)弾などをつるした兵器。和紙は、日本各地の和紙生産地や製紙工場で大量に作られた。
寄贈品の一つは、日本針布株式会社(東京都、1969年解散)に残されていた風船爆弾用のロール紙(横約79・...
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