<千葉ジェッツ>ユニホーム姿のペッパーが“先生”に 子どもたちにスポーツマンシップ伝授

千葉ジェッツのユニホーム姿でスポーツマンシップについて解説するペッパー=29日、東京都内
千葉ジェッツのユニホーム姿でスポーツマンシップについて解説するペッパー=29日、東京都内

 船橋市のプロバスケットボールチーム・千葉ジェッツふなばしのユニホームを着た人型ロボット「ペッパー」が“先生”となり、スポーツマンシップの大切さを子どもたちに教える取り組みが9月から始まる。指導者の体罰や選手の悪質プレーなどスポーツ界の課題が取り沙汰される中、千葉ジェッツが全面協力し、民間企業や大学と連携してスポーツの理想的なあり方を伝えていく試みだ。

 取り組みを展開するのは、ペッパーを提供するソフトバンク、一般社団法人日本スポーツマンシップ協会、千葉商科大学、千葉ジェッツの四者。ペッパーをスポーツマンシップ教育に活用するのは全国初の試みという。

 授業では、同協会が定義した「スポーツとは」「スポーツマンシップとは」などの考え方を、ペッパーがクイズ形式で解説。同大の学生がサポート役となり、会場の子どもたちとクイズの解答をやりとりしながら理解を深めていく。

 9月には千葉ジェッツのユースチーム向けに初回の授業を開催する予定。その後、参加希望の学校やクラブチームを公募しつつ、県内各地で毎月1~2回ペースで開催していく計画だ。

 同協会によると、スポーツマンは対戦相手やルールへの尊重などの気持ちを持った「他人から信頼されるカッコいい人」で、スポーツマンシップはそうなるための心構えを指す。

 29日に都内で記者会見した同協会の中村聡宏代表理事は「スポーツに関する問題解決に必要なのはスポーツマンシップ。これはスポーツだけでなく社会のすべての人にも通用する考えだ」と重要性を強調。

 千葉ジェッツの米盛勇哉社長は「チームとして単に強いだけでなく、勝敗以上に大切なことが何かを伝えたい。スポーツマンシップの価値を積極的に発信して、見本となれるような取り組みをしていきたい」と狙いを話した。



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