【未明の砦】(430) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第四章 標的(三十七)

「最後に中津川を沈めるとはねぇ」

 玉井がテレビで記者会見場から立ち去る萩原を見ながら、半ば感心したように嘆息した。溝渕は照明を調節する手を休めずに言った。


【残り 867文字、写真 1 枚】



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