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風船爆弾80年、一宮に基地 「ふ号作戦」地元資料が伝える 紫の気球片、郵便物は検閲 

2024/11/15 5:00 (4/15 14:09更新)
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 太平洋戦争中の1944年11月、一宮町から米国本土を狙い、日本軍が開発した秘密兵器「風船爆弾」が打ち上げられた。翌年春にかけて同町など3カ所の基地から計約9千個が放たれ、米オレゴン州では民間人6人が犠牲になったとされる「ふ号作戦」。一宮町の基地があった周辺は今、国内有数のサーフスポットになり、新たな店舗や住宅が立ち並ぶ。作戦開始から80年。当時の面影は消えたが、地元に残る数少ない資料は、戦争の歴史の一端を今に伝えている。

 風船爆弾は、太平洋戦争時に日本軍が開発した気球型の兵器。和紙をこんにゃくのりで貼り合わせて作った直径約10メートルの気球に、...

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