豊田合成は13日、水素エネルギーを利用したイチゴ栽培の実証実験の様子を三重県いなべ市の工場で報道陣に公開した。太陽光発電なども活用し、CO2排出ゼロのイチゴを通年栽培する方針。地元のいなべ市と連携協定を結び、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める。
イチゴは気温の変化に弱く、栽培時に化石燃料を使った暖房設備を用いるケースが主流で、CO2排出量が多いとされる。
ハウスは工場内に2棟設け、昨年12月から約1100株を栽培。豊田合成のLED技術を採用した光合成用のライトを取り付け、自動車部品製造で培った品質管理のノウハウも生かす。2024年度内の販売開始を目指す。