千葉県民、自民次期総裁に何望む? コロナ対策しっかり 「誰でも同じ」冷ややかな意見も

自民党総裁選のニュースを見つめる男性=17日午後、千葉市中央区
自民党総裁選のニュースを見つめる男性=17日午後、千葉市中央区

 日本の次期リーダーを事実上選ぶ自民党総裁選が告示された17日、千葉県民からは「経済の回復を」「ワクチン接種を早く進めて」と長引くコロナ禍の対策を切望する声が上がった。初の女性首相への期待も聞かれたが、候補者の熱弁とは裏腹に「誰がやっても同じ」と冷ややかな意見も目立った。

 JR千葉駅前を歩いていた千葉市中央区の無職男性(66)は「改革派だから」と河野太郎氏を支持。「菅義偉首相は安倍晋三前首相の尻拭いで終わってしまった。新型コロナの第6波に向けて医療体制を強化してほしい」と強く訴えた。

 同市稲毛区の会社員男性(50)は「強いて言うなら」と岸田文雄氏の名前を挙げた。「コロナ対応で今までの政治家とは違うことをやってくれそう。早くワクチン接種を進めて日本経済を回してほしい」と期待する。

 同じく岸田氏を推す松戸市の女子大学生(21)は「他の人は頼りない。無難」と淡々と話し「コロナ対策と経済対策をしっかり行って」と望んだ。

 女性2人の立候補に注目する県民も。同市若葉区の無職女性(76)は「やっと女性の候補者が出てきた」と力を込め「どちらかと言えば野田聖子氏よりも、国の防衛対策に力を入れてくれそうな高市早苗氏を支持する」と指摘した。

 「誰がなってもあまり変わらない」と話すのは千葉市若葉区のパート男性(53)。「(首相になる前は)みんな『やるぞ』と言っているが、一般市民から見ると何が変わっているか分からない」と苦言を呈した。

 船橋市の医療事務員の女性(45)も「誰がやっても同じかな」と諦め気味。「選ばれそうなのは岸田さんだと思う。コロナはしばらく収まらないと思うから、『ウィズコロナ』に切り変え経済面も回復させてほしい」と求めた。

 市川市の無職、能登甚五さん(76)は「強いて言うなら河野さんかな」と絞り出したが「自民党は支持しない。安倍さんからこれまでの間うそばっかりだった。自民党を変えてくれる人がなってくれれば良いが」とこぼした。


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