熊谷千葉県知事、コロナ拡大状況「大災害」 重症用病床「事実上の満床」 お盆に向けさらなる行動変容呼び掛け

ひっ迫する医療体制について、危機感を伝える熊谷知事=12日午後、県庁
ひっ迫する医療体制について、危機感を伝える熊谷知事=12日午後、県庁

 新型コロナウイルスの急拡大を受け熊谷俊人知事は12日、千葉県庁で臨時の記者会見を開き、現在の医療提供体制について「重症者用病床が事実上の満床に近づいている」と危機感を強調。その上で「見えにくい大災害。もう一段の行動変容がないと県民の命を守れない」と訴え、改めて県民に感染防止への協力を呼び掛けた。

 熊谷知事は、県内で入院調整が困難な状況にあると報告。とりわけ重症者用病床について「県内各病院からの速報で使用率は60%を超えており、すでに満床と思った方がいい」と述べ、「最善の医療が受けられない状況が起きている」と強調した。

 また感染者の急増により保健所の業務が増大し、濃厚接触者の特定にまで手が回らない状況となっていると説明。お盆の時期に向けては「自身の行動が県民の命に直結する局面になっている」と指摘し、さらなる感染拡大が起きないよう外出自粛のほか、会話時のマスク着用など対策徹底を改めて求めた。


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