【新型コロナ】森田知事、年末年始「外出は自粛を」 最多感染者受け要請

森田知事
森田知事

 千葉県内で新型コロナウイルス感染が急増し、24日の新規感染者が一日に234人と過去最多を更新したことを受けて、森田健作知事は25日、県庁で臨時記者会見を開き、年末年始について「不要不急の外出は自粛してほしい」と述べ、26日~1月11日の外出自粛を要請した。「忘・新年会の開催見送り」「帰省は可能な限り延期」なども求めた。ひっ迫する医療体制を守るためで、「今の感染状況が続くと崩壊の可能性がある。医療の緊急事態だ」などと訴え、県民に協力を求めた。

 森田知事は「感染者への必要な医療を提供する体制を何とか整えているが、今の状況が続くなら医療崩壊の可能性がある」と危機感をあらわにした。

 その上で年末年始の26日~1月11日について、(1)不要不急の外出自粛(2)忘新年会の開催見送り(3)初詣など混雑時は回避(4)帰省は可能な限り延期―を求めた。

 また、感染急増の状況が続く際の病床確保計画について、現状からさらに引き上げる可能性を示唆。

 現在は県全域「フェーズ3」から、東葛北部・南部、千葉の3圏域を最高レベルの「フェーズ4」に引き上げると表明しており、東葛北部・南部は29日から、千葉は1月5日から「4」へ移行される。今後の体制について「今の状況が続けば他の圏域も順次『4』へ引き上げなければならない」と危機感を示した。

 現状でコロナ専用病床は756(うち重症病床61)あり、29日からは855床、1月5日から949床に引き上げられる。一般医療への影響を避けるため、重症病床は61床が維持される。

 県はさらに感染拡大する際には「印旛」「市原」の医療圏を「4」に引き上げ、その後も続くなら残る全医療圏を引き上げ、県全域を「フェーズ4」にする方針。


  • LINEで送る