北総線大幅値下げを 住民団体「京成本線並みに」 北総鉄道の検討表明受け

高額な運賃で知られる北総線=印西市中央南、千葉ニュータウン中央駅
高額な運賃で知られる北総線=印西市中央南、千葉ニュータウン中央駅

 千葉ニュータウン地区などを走る鉄道・北総線の高運賃是正に向けて活動している沿線住民団体「北総線の運賃値下げを実現する会」(太田誠会長)は7日、白井市内で本年度の総会を開き、北総鉄道が同線運賃の値下げ検討を表明したことを受け、大幅値下げを求める方針を確認した=写真。

 同会は1999年発足。この日は印西、白井、船橋の各市など沿線から約20人が出席した。同鉄道が来年秋ごろの値下げに向けて検討に踏み切った理由として来年度にも累積損失を解消できる見込みを挙げた点に「長年の住民の運賃負担の結果」と指摘。「通学定期だけ値下げ幅が大きく、他が小幅では住民の納得は得られない」として、全面的に「現行の半分程度の運賃に値下げし(主要株主の)京成電鉄本線並みにすることが必要」と確認した。

 独自試算も踏まえて大幅値下げは「十分可能」とし「運賃が他の鉄道並みに下がり、住民が気楽に利用できるようになれば他の追随を許さない素晴らしい鉄道になる。それを切望する」と強調。同鉄道、国、県などへの要請や住民との連携を強化していくとした。

 値下げ検討は北総鉄道が今年6月に表明。9月の県議会では熊谷俊人知事が「来年秋ごろに通学定期運賃の大幅な値下げと普通運賃値下げの方向で検討していると社長から報告があった」と明らかにしている。


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白井市