<市川・市長室にガラス張りシャワー問題>災害時、市長・女性職員が利用 会見で方針公表 平常時は「封印」

市長室に設置されたシャワーユニット。写真は建設中(市川市提供)
市長室に設置されたシャワーユニット。写真は建設中(市川市提供)

 市川市役所の市長室にガラス張りのシャワー室が設置されていた問題を巡り、村越祐民市長は1日の定例記者会見で、シャワー室は撤去せず、災害時に自身と女性職員が利用することを明らかにした。「必要な施設と考えているので活用する」と強調する一方、平常時は「封印する」と発言。「市民の理解を得られると思うか」の質問には「その通り」と自信を見せた。

 市によると、シャワー室は昨年10月に新庁舎4階にある市長室内のトイレの隅に設置。災害時に市長や職員が使うことを目的に、同8月の部分開庁後に追加で工事を行った。追加したシャワー室はガラス張りで、市長室を通過しなければ入れない仕組みになっている。市庁舎の別の階には既に3台のシャワー室が設置されている。

 村越市長はこの日、災害時に市長室を女性職員の休憩室として開放し、付属するシャワー室は女性職員が利用すると発表。ただし、女性職員専用ではなく、市長自らも使うとした。撤去について「必要な施設と考えているので活用する。女性用に開放すれば気を楽にして使ってもらえるのでは」と述べ、女性職員の利用は早い段階から想定していたとした。

 災害時、自身は市長室を離れ災害対策本部に詰めるとし「普段から整理整頓しているので、見られて困るものはない」と言及。情報管理についても問題がないとした。

 3月には市議会で7会派が提出したシャワー室の撤去と、設置・撤去に関わる費用分を市長報酬から減額するよう求める決議が可決している。村越市長は「私物ではなく庁舎の機能の一部」として、報酬の減額には応じない考えで「会派の代表者には説明した」と話し、市民の理解も得られるとした。


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