【新型コロナ詳報】千葉県内で宣言解除後最多144人感染、2人死亡 変異株5人目の死者 千葉市の企業でクラスター

 千葉県内で15日、新型コロナウイルスに感染した2人の死亡と144人の感染が判明した。一日の感染者数が140人を上回るのは3月3日以来で、緊急事態宣言解除後最多。亡くなった2人のうち1人は変異株感染者で、変異株の死者は県内で5人目となった。すでに新型コロナ感染を発表している2人の変異株陽性も明らかになり、県内の変異株感染者は計108人に増えた。

 死亡した2人のうち、柏市居住の70代女性は自宅で亡くなり、死亡後の検視で感染が判明した。糖尿病と高血圧の持病があった。死因は新型コロナ。県内居住の80代男性は、県内病院で発生した変異株クラスター(感染者集団)の患者で、循環器系の基礎疾患があった。死因は新型コロナによる肺炎。

 県疾病対策課によると、変異株陽性の2人はいずれも軽症。クラスターと関連はなく、海外滞在歴も確認されていない。

 千葉市は、若葉区の食品製造会社「ジャパンファーム」で従業員20人の感染が分かり、これまでに判明している従業員6人と合わせて26人のクラスターが発生したと発表した。15日に判明したのは10代~60代の男女。さらに133人が検査を受け結果を待っている。

 同市はこのほか、10歳未満から80代の男女17人の感染も発表。80代男性が酸素吸入を受けている。

 県は、10歳未満から90代以上の男女73人の感染を発表。松戸市の80代女性は酸素投与を受けており、東庄町の70代女性は肺炎像が確認されている。

 船橋市は、10歳未満から80代までの市内居住者15人の感染を発表した。いずれも軽症か無症状。10人の感染経路が不明で、5人は家庭内での感染とみられる。

 柏市は、10歳未満から90歳以上の19人の新規感染を発表した。

 15日に感染が確認された人の居住地は▽千葉市37人▽船橋市17人▽柏市15人▽市川市、松戸市が各10人▽八千代市6人▽浦安市、流山市が各5人▽木更津市、印西市が各4人▽習志野市、佐倉市、四街道市、八街市、酒々井町が各3人▽市原市、鎌ケ谷市、野田市、成田市、袖ケ浦市、茂原市、一宮町が各2人▽東庄町1人▽県外1人だった。


  • LINEで送る