2021年2月14日 19:14 | 無料公開

千葉県内で14日、新型コロナウイルスに感染した4人の死亡と108人の感染が新たに判明した。累計感染者は2万4584人。千葉市中央区の専門学校で新規クラスター(感染者集団)が発生した。
千葉市では80代~90代の男女3人の死亡と31人の感染を発表。死亡した3人はいずれも県内病院で治療を受けていた。
上野法科ビジネス専門学校(中央区)では、新たに20代の学生男女6人と50代~60代の職員男女2人の感染が分かった。すでに判明していた5人と合わせ感染者は計13人となり、市は新規クラスターを確認した。市によると同校では授業中、学生・教員にフェイスシールドとマスクを着用するよう指導していたという。
県は1人の死亡と10歳未満~90代以上の58人の感染を発表した。死亡したのは居住地非公表の90代以上男性。2月初旬に発熱や倦怠感があり県内病院を受診し、PCR検査で陽性が判明した。肺炎の症状があり、入院して酸素投与などの治療を受けていたが、11日に死亡した。
柏市は50代~90代以上の男女8人の感染を発表した。
船橋市は10歳未満~80代の男女11人の感染を発表した。
14日に感染が判明した人の居住地は、千葉市が27人▽船橋市が15人▽市川市が12人▽酒々井町が9人▽柏市が8人▽松戸市、八千代市、習志野市、鎌ケ谷市、成田市が各4人▽流山市、佐倉市が各3人▽浦安市、野田市が各2人▽市原市、我孫子市、印西市、八街市、富里市が各1人▽県外が1人▽住居不明が1人だった。
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