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新型コロナウイルス情報

コロナ感染対策しない店休業を 千葉県要請 病床は200増

接待やカラオケを伴う店のうち、感染対策が不徹底な店に自主休業を要請すると説明した森田知事。カラオケ歌唱時のマスクやフェースシールド着用も求めた=4日夕、県庁
接待やカラオケを伴う店のうち、感染対策が不徹底な店に自主休業を要請すると説明した森田知事。カラオケ歌唱時のマスクやフェースシールド着用も求めた=4日夕、県庁

 千葉県内で4日、10歳未満から80代の47人の新型コロナウイルス感染が判明した。船橋市立リハビリテーション病院と佐倉市内のカラオケを伴う店でのクラスター(感染者集団)の増加や、千葉市内の接待を伴う飲食店の従業員を含む。4日連続で感染判明が40人を超えた県内。病床稼働率も50%を超す状況が続き、県は4日、各病院に協力を求めて今後1週間で現状の514床から720床程度に増やす方針を決定。接待やカラオケを伴い、感染防止対策が徹底できない店には8日からの自主休業を要請した。

 県庁での対策本部会議後に森田健作知事が記者会見して説明した。佐倉市内で昼間に営業していたカラオケを伴う4店舗で、中高年の客らの感染が相次ぐ状況を踏まえ、業界団体や県が示した感染防止対策を取っている店に対しても「歌唱中のマスクやフェースシールドの着用」を求めた。4店で判明した感染者は4日時点で28人に上った。一部の客がマスクを着けずに歌う場面があったことが分かっており、具体的に踏み込んだ対策を求めた。

 対策不徹底な店への自主休業要請と併せ、新型コロナ特措法に基づく要請となる。ただ、対象店の具体的な調査や特定までは現時点では想定しておらず、実効性が問われそうだ。

 森田知事は「対策が取られていない店は県民に避けてもらい、店側の対策徹底を促す意味がある。現状の県内感染状況は第2波(到来)に近いという印象だ。今月1日は過去最多の73人に上り、これ以上感染が拡大する場合は、事業者や県民により一層強い要請を検討することになる」と強調。「そうした事態にならないようぜひ理解と協力をお願いしたい」と求めた。

 病床は、4段階に分けた確保計画の第3段階への移行を早める。750床が計画上の目安だが、特に郡部の一般医療への影響を緩和するため、まず720床程度を確保した上で、770床程度まで引き上げる。

 緊急事態宣言中の4~5月に幕張メッセ(千葉市美浜区)を開設先に想定した臨時病院は、メッセの稼働再開状況も見極め、他の場所も含めた検討を続ける。

 県内での4日時点の入院者は289人で、病床稼働率は56・2%に上昇した。

 直近1週間の新規感染者に占める60歳以上の割合(3日時点)は24・4%で、1週間前に比べ10ポイント上昇。重症化しやすいとされる中高年の患者が増えている。


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