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新型コロナウイルス情報

【新型コロナ詳報】県内、43人感染 新たに佐倉のカラオケ喫茶6人

 千葉県内で3日、43人の新型コロナウイルス感染が判明した。感染して入院中だった60代女性1人(居住地非公表)の死亡も分かった。3日連続で40人以上の感染が判明。県発表の病床稼働率は5割を超えた。佐倉市内のカラオケを伴う店でのクラスター(感染者集団)は新たな1店を含めて7人増え、4店合計で50代~80代の27人となった。船橋市立リハビリテーション病院でも入院患者と職員計5人のクラスターが確認された。

 船橋市立リハビリテーション病院では入院患者1人の感染が判明済みで、3日に臨時記者会見を開き、新たに患者と職員の計4人の感染が判明したと発表した。当面、新規入院患者の受け入れや外来・通所・訪問のリハビリを中止する。

 梅津博道院長らによると、1日に入院患者の70代男性1人の感染が分かり、同室の患者や医療従事者ら29人をPCR検査。新たに70代と80代の男性入院患者2人、20代の女性看護師1人、40代のケアワーカー1人の計4人の感染が判明した。ケアワーカーは無症状、他の3人は軽症。

 最初に感染が判明した70代男性は、7月30日に発熱やせきが出ていた。新たに判明した4人のうち70代の患者と看護師は同29日に発熱やだるさなどの症状があったという。同院は院内感染の有無について「不明」とし、感染経路も「分かっていない」と説明した。

 同院は3日以降、同じフロアの入院患者や感染者に対応した医療従事者のPCR検査をさらに行う。対象は患者・スタッフ・医師の計約50人。6月に再開していた入院患者への面会も、当面の間、中止とした。

 一方、県は3日、佐倉市内のカラオケを伴う店でのクラスターが新たに7人確認されたと発表した。このうち50代~80代の男女6人が新規感染者。残る1人の感染は発表済みで、店の利用が新たに分かった。

 5人以上のクラスターが判明済みの同市内3店に加え、新たに「カラオケ喫茶むらおか」(同市)でも感染者が6人(従業員1人を含む)に。うち80代男性1人に肺炎症状が出ている。

 県によると、同店ではマイクを握るステージと席をシートで仕切り、換気・消毒も行っていた一方、客の一部がマスクを着けずに歌う場面があったという。

 判明済みの3店でもマスクを着けずに歌う客がいたことが分かっており、県は少なくともマスク着用徹底は不可欠との考え。より踏み込んだ要請も検討中。

 県と船橋市が他に発表した新規感染者のうち、佐倉市の70代自営業男性1人も肺炎症状。これ以外は軽症か無症状。佐倉市の小学生女児は母親の感染が判明済み。四街道市の男子中学生と松戸市の乳児はともに父親の感染が分かっている。

 県内で確認された感染者は累計1827人、死者は50人。病床稼働率は54%。


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