「夫に言われ外出させず」 母親供述 野田小4女児死亡

 栗原心愛さんが自宅で死亡した事件で、県警が傷害容疑で逮捕した母、なぎさ容疑者(31)が「娘が夫にたたかれていたことは知っていた。夫に言われ、今年に入ってから娘を外出させなかった」と供述していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 「事件数日前から、夫から言われて娘に食事を与えないことがあった」と逮捕前の任意聴取で話していたことも判明。県警は、沖縄にいると学校にうその連絡をした父、勇一郎容疑者=同容疑で逮捕=に同調し、つじつまを合わせて暴行の発覚を逃れようとした疑いがあるとみて、経緯を調べている。

 捜査関係者によると、なぎさ容疑者は逮捕前の調べに「今年に入ってから娘は千葉にいた」と説明。司法解剖の結果、心愛さんの死因は不明で、極端にやせている状態ではなかったが、胃に内容物はほぼなかった。県警は事件当日も含め、十分に食事を与えられなかった疑いがあるとみている。県警は5日、なぎさ容疑者を送検した。


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