“幻”のヘビ捕獲 小5秋山伊吹君見つける 日本固有種シロマダラ 香取市内で初

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シロマダラヘビを発見した香取市の秋山君。県中央博物館によると、同市での報告例は初めてだという=16日、千葉市中央区

 香取市玉造で、一部地域で“幻のヘビ”とも呼ばれる「シロマダラヘビ」が捕獲された。体長約40センチで成体とみられる。県立中央博物館(千葉市)によると、日本固有種で県内全域にいるが、夜行性で報告例が少ない。2011年版の同館資料によると、同市での報告は初めてだという。

 捕獲したのは同市玉造の小学5年、秋山伊吹君(10)。7日に近くの公園で遊んでいる時、コンクリート塀の隙間にいるヘビを発見。14日に父親で会社員の敏樹さん(45)と一緒に持ってきた棒で捕まえた。

 昆虫やは虫類などの生物に興味があるという伊吹君は「見たことがないしま模様のヘビで、最初はヤマカガシかと思った」。敏樹さんと一緒にインターネットなどで調べてシロマダラヘビの可能性を知り、16日に同館へ持ち込んだ。

 同館によると、シロマダラヘビはナミヘビ科に属する全長30~70センチの小型種。県レッドデータブックに掲載している7種類のヘビのうち「分布域の縮小と生息密度の減少が著しい」というBランクに当たる。毒は持っていないという。

 担当者から「茶色がかった体に、黒のまだら模様がきれいなヘビ」と褒められ、伊吹君は「うれしい」とはにかんでいた。