市原市立三和中学校の男子生徒が強迫性障害を患い不登校となった「いじめ重大事態」で、第三者による再調査委員会（委員長・瀬田和俊弁護士）が２１日、小出譲治市長に再調査結果を答申した。被害生徒への校内でのいじめ行為について「共謀の事実は確認できないが、複数の生徒が関与していた」などと記した報告書を記者会見で公表した。しかし、この報告書に対し、被害生徒の保護者は「隠ぺいがある」と納得せず、真相究明を求め、市などを提訴する意向を示した。

　第三者委は、市教委の調査結果（３月公表）について、　・・・

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