避難塔、年度内完成へ 基本設計は決定先送り 九十九里「いわしの交流センター」

(仮称)いわしの交流センター建設に向けて、議論する建設推進委員会の委員ら=31日、九十九里町役場
(仮称)いわしの交流センター建設に向けて、議論する建設推進委員会の委員ら=31日、九十九里町役場

 九十九里町は31日夕、同町の片貝漁港後背地に建設を予定している観光拠点施設「(仮称)いわしの交流センター」整備に向け、建設推進委員会(委員長・谷川忠男副町長)を町役場で開き、町側は敷地内に建設する津波からの緊急避難塔(高さ約14メートル)を、本年度内に設計・着工し完成させる考えを示した。商業施設の基本設計については、町側が2案を提示したが反対意見もあり、結論を先送りした。

 同町は財務省から片貝漁港後背地の国有地約1万1千平方メートルを購入。震災からの復興をアピールするため、同センターとして商業施設の他、いわし博物館(2004年に天然ガスが噴出し爆発)、避難塔の3施設建設を予定している。

 委員会で町側は避難塔について、6月定例議会で土地取得費などを盛り込んだ補正予算案が可決されれば、町の負担が少ない緊急防災・減災事業として年度内の完成を目指す。塔の建設費は約5千万円で避難スペースは150平方メートル(収容定員150人)。


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