海に飛び込んだ女性救助 水産関係4人に感謝状 勝浦署

感謝状を贈られた水産関係者4人
感謝状を贈られた水産関係者4人

 勝浦市の港で入水自殺を図ろうとした20代女性を助けた水産関係者4人へ、勝浦署(楠原武恒署長)から感謝状が贈られた。

 表彰されたのは、いずれも勝浦漁協職員の市原健二さん(44)、高師涼さん(36)、渡辺勇司さん(26)と水産会社「西川」の従業員、高寺則行さん(50)。勝浦漁港で7月4日午前10時55分ごろ、岸壁から海に飛び込んだ女性を見つけ、高寺さんが海に入ってロープを女性の体に巻き付け、他の3人は岸からロープを引っ張り上げて救助した。

 船を見に行った市原さんが「ドボン」という音を聞き振り返ると、女性が海に浮いていた。漁協事務所に高師さんらを呼びに行き、岸壁の別の場所にいて気づいた高寺さんが駆けつけた。

 当時は小雨が降っていて、海はうねりがあったという。女性にけがなどはなかった。高寺さんは「早く助けないといけないとの思いだった。みんなで協力して助けられてよかった」と話し、感謝状を受け取り「家宝にします」と表情を緩めた。

 楠原署長は「迅速な連携で人命を救うことができた。みなさんの勇気と行動に感謝を申し上げたい」と4人をたたえた。


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