124年の歴史に幕、総野小で閉校イベント 風船500個飛ばし別れ惜しむ 勝浦

カウントダウンで一斉に風船を空に放つ総野小の児童ら=2月28日、勝浦市
カウントダウンで一斉に風船を空に放つ総野小の児童ら=2月28日、勝浦市

 学校統合に伴い3月末に閉校する勝浦市立総野小学校(矢代庸一校長、児童数37人)で2月28日、閉校イベントが開かれた。児童の学習発表やバルーンリリースが行われ、児童や地域住民らが親しんだ学校との別れを惜しんだ。

 児童や住民、保護者ら約350人が集った。前半は児童が古里の歴史や行事などを調べた成果を発表した。5、6年生は学校跡地の活用を考案。地域を伝える部屋や防災にも生かせるキャンプ場など柔軟なアイデアをまとめた。全校児童が校歌を合奏と合唱で披露すると、一緒に口ずさむ人も。勝浦中学校吹奏楽部による校歌の演奏も行われた。

 校庭では集まった全員で校舎を背にバルーンリリースを実施。約500個のカラフルな風船を一斉に青空に放った。6年生の磯野凛之介さん(12)は「6年間の思いを込めて『ありがとう』と風船を飛ばした。校歌は歌う機会が残り少ないので大切に歌いました」と振り返った。

 会場には学校のアルバムや歴代の校舎写真が並び、卒業生らが懐かしんだ。

 同校は1902(明治35)年6月設立。今年3月末閉校の豊浜小学校とともに、勝浦小学校に統合になる。閉校式は3月21日に開かれ、124年の歴史に幕を下ろす。

(橋本ひとみ)


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