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新型コロナウイルス情報

「存続危機」支援求める 航空科学博物館 芝山 【クラウドファンディングに活路】

「存続危機」と訴えて支援を呼び掛ける航空科学博物館のホームページ
「存続危機」と訴えて支援を呼び掛ける航空科学博物館のホームページ

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や臨時休館で苦境に陥っている博物館や飲食店で、クラウドファンディング(CF)に活路を求める動きが広がっている。芝山町の航空科学博物館は運営資金や修繕費の調達に活用。市原市や市川市では、客足が遠のいた飲食店の支援に向け、有志によるプロジェクトが進んでいる。

 臨時休館中の航空科学博物館(芝山町岩山)は「存続が危機的状況」として、CFに乗り出した。集めた資金は博物館の運営資金や展示物・建物の修繕費用として活用。同館は「危機を乗り越えるためには力が必要」と訴えている。

 成田空港に隣接する同館は昨年開館30周年を迎え、来館者数も600万人を達成していたが、新型コロナを受け3月2日から臨時休館。24日に営業を一時再開したが、4月に入り政府の緊急事態宣言などを受け、9日から当面の間臨時休館となっている。

 同館によると、臨時休館の影響で入館者数は9割減少。入館料に加え売店・レストランの収入もほぼゼロとなっているという。

 CFの目標額は1千万円で、出資へのお返しは有効期限のない招待券、航空科学博物館オリジナルグッズ、友の会会員証(年間パスポート)、博物館売店限定商品券、フライトシミュレーター1時間貸切を用意している。

 同館は「国内全体が大変な状況ということも重々承知しておりますが、どうか皆さまのお力をお貸しください」と訴えている。

 ◆クラウドファンディング インターネット上で、取り組みたい事業や新しい商品などを発表し、賛同してくれた人から広く事業資金を募る仕組み。支援者は商品やサービスなどの特典が受けられる。


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