米、イランに無条件降伏を要求 攻撃1週間、戦域広がり長期化も

5日、米ホワイトハウスで演説するトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、イランとは「無条件降伏」以外の合意は結ばないと交流サイト(SNS)に投稿した。ヘグセス米国防長官は5日の記者会見で、対イラン攻撃の戦力規模を「現在の数倍」に増強する方針を表明し、長期戦を辞さない構えを示した。トランプ氏は米メディアに対し、イラン最高指導者ハメネイ師の後継選びに関与する必要があると主張。有力候補とされるハメネイ師の次男の選出に反対し、反米路線からの脱却を求めた。

 攻撃開始から7日で1週間。トランプ氏は投稿で、「受け入れ可能な指導者」が選ばれた場合、同盟・友好国と共に「イランを破壊の瀬戸際から連れ戻す」と強調。米国の意向に沿った形でイラン経済再建に取り組む姿勢を示した。

 戦域は中東と周辺に広がり中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると死者はイランだけで1332人になった。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡は封鎖され世界経済は動揺。日本政府が備蓄する石油の放出を検討していることが判明。各国協調が通例だが、日本単独での放出を視野に入れる。


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