出来たてラーメンに笑顔 高齢者施設へ飲食店主出張 横芝光

出来たてのラーメンを頬張る高齢者=11日午後4時30分ごろ、横芝光町
出来たてのラーメンを頬張る高齢者=11日午後4時30分ごろ、横芝光町

 台風15号の被害を受けたお年寄りに元気になってもらおうと、横芝光町の養護老人ホーム「光楽園」で11日、周辺地域の飲食店主らがラーメンやカレーを振る舞った。停電や断水続きで疲労が色濃いお年寄りたちは出来たての食事に大喜びで舌鼓を打った。

 同園を訪れたのは旭市のラーメン店「らぁ麺家康極」の長谷川結友オーナー(22)ら6人。店が停電で営業できないこともあり、仕入れた食材を有効活用しようと、お年寄りに差し入れることにした。

 同ホームでは断水は10日に復旧したものの依然として停電が続いている。ここで生活するお年寄りはエアコンやエレベーターが使えないことで疲弊。調理場も空調や水を十分に使えず、調理師も過酷な環境で働いているという。

 お年寄りや職員たちは、長谷川オーナーらが持ち込んだあっさりスープのしょうゆラーメンとカレー、おにぎり各100食を堪能。小久保利江さん(70)は「魚介だしでおいしい」、大塚さち子さん(70)も「一日も早く元の生活に戻りたい。おいしいラーメンで少し元気が出た」と笑顔。長谷川オーナーは「お年寄りに食べやすい味付けにしてきた。喜んでくれてよかった」と話した。


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