疲れ癒やして 勝浦スパホテル三日月、大浴場を無料開放

被災者向けに無料開放された大浴場=11日午後4時30分ごろ、勝浦市
被災者向けに無料開放された大浴場=11日午後4時30分ごろ、勝浦市

 勝浦市の「勝浦スパホテル三日月」は、台風15号の被災者を対象に、天然温泉の大浴場を無料開放している。オープンから被災者が駆け付け、久しぶりの入浴で復旧作業の疲れを癒やした。

 同市や周辺自治体は台風の影響でいまだ停電が続く地域があり、風呂に入れない住民から悲鳴が上がっていた。こうした状況を受け、被災者に温泉に入って元気になってもらおうと、同ホテルは、太平洋を見渡せる12階の大浴場の無料開放を決めた。

 初日の10日は市内被災者が対象で254人が利用。11日は夷隅地域全体まで範囲を広げた。市内から訪れた男性(79)は「台風の片付けで大汗をかいたが、停電で2日間風呂に入れなかった。すごくありがたい」と笑顔で話した。

 開放時間は午後3~9時。タオルを持参し、フロントで名前と住所、電話番号を記入する。同ホテルは停電解消まで無料開放を続けることにしている。問い合わせは同ホテル(電話)0470(73)1111。

 鴨川市の「鴨川スパホテル三日月」でも午後2~10時まで、市民向けに大浴場を開放している。


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