乗客2000万人突破 京成スカイライナー「3代目」 成田空港駅で記念式典

 成田空港と東京都内を最短36分で結ぶ京成電鉄(本社・市川市、三枝紀生社長)の現行3代目の「スカイライナー」累計利用者が13日、2千万人を突破した。訪日外国人の増加が後押しし、成田スカイアクセスの開業から6年2カ月での達成となった。京成成田空港駅のホームでは記念式典が行われ、節目の乗客に記念品が贈られた。

 同社は、成田スカイアクセス(北総ルートの成田新高速鉄道線)が開通した2010年7月に「3代目」を導入。在来線で国内最速の最高時速160キロで走行し、都心と成田空港を36~44分で結んでいる。車両はデザイナーの山本寛斎氏が「風」と「凜」をコンセプトにデザインした。

 運行開始から3年5カ月の13年12月には乗客1千万人を達成。その後、成田空港の発着回数の増加に加え、訪日外国人の伸長にともない順調に乗客数を伸ばし、昨年度は1日平均約1万人が利用した。昨年5月に1500万人を突破してから1年4カ月で2千万人を達成した。

 都内行き同ライナーの出発前にホームで開かれた式典では、2千万人目の乗客となったドイツ出身のジェナ・ローズさん(30)=東京都渋谷区=と鈴木敏隆さん(35)=東京都中央区=に花束と記念品が贈られた。2人は「スカイライナーはスタイリッシュなイメージで乗り心地も快適。2千万人目と聞いて驚いたが、素直にうれしい」と笑顔を見せた。

 式典には成田市の吉田昭二副市長や成田国際空港会社の長田太専務らが出席。京成電鉄の平田憲一郎副社長は「訪日外国人は今年7月までの累計で1400万人を超え、昨年を上回るペースで推移している。今後も、成田空港とスカイライナーを選んでもらうため安全性、快適性、速達性の維持・向上に努めていく」とあいさつした。

 有料特急のスカイライナーは、1973年12月に京成上野-京成成田駅間で運行を開始。78年の成田開港時に成田空港駅(現東成田駅)に乗り入れを始めた。


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