2023年8月23日 05:00 | 有料記事

長福寺墓地から見える土塁跡=船橋市

城跡に建つ長福寺
船橋市街を流れる海老川の西側に形成された標高約20メートルの台地の最先端に残る城跡。現在は、曹洞宗長福寺の境内となっており、樹木に覆われた高さ2メートル余りの土塁が寺の裏に残っているのが、敷地内の墓地から確認できる。
崖崩れにより、城の規模を知ることは難しい。現在残る土塁は北、西、南に回る三角形状。東側は崖になっており、自然の地形を利用して外敵を防いでいたと思われる。北東側に土塁の切れ目があり、小規模な虎口(入口)だったとみられる。北西の角が最も高く、やぐらとして使われていた可能性がある。
墓地や境内入り口に残る隆起部から、長福寺を中心として一つの郭(くるわ)構造があったと考えられる。さら ・・・
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