2020年9月25日 09:06 | 無料公開

東京ディズニーランドの大規模開発エリアにそびえる「美女と野獣の城」

ガストンの噴水やガストンの酒場をモチーフにしたエリア

美女と野獣をテーマにしたエリアに設置されたオブジェ
東京ディズニーリゾート(浦安市)を運営するオリエンタルランドは25日、新型コロナウイルスの影響で開業を延期していた東京ディズニーランド(TDL)の大規模開発エリアを報道陣に公開した。ディズニー映画「美女と野獣」の世界を再現したエリアや、新しいアトラクションが披露された。一般公開は28日から。
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最大の目玉は「美女と野獣」の世界を体感できる新エリア。主人公ベルが住む村など映画そのままの風景が広がり、そびえ立つ「美女と野獣の城」の中にあるアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、来場者が魔法のカップに乗って物語の名シーンを巡る。
アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」と、ミニーマウスに会えるキャラクターグリーティング施設も新たに登場。パーク初となるポップコーン専門店もオープンする。
開発エリアは既存の「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」にまたがる約4万7千平方メートルに及び、約3年をかけて完成。投資額はTDL史上過去最大規模となる約750億円に上り、当初は今年4月15日に開業予定だった。
同社広報部の吉川奈美マネジャーは「美女と野獣は世代を超えて長く愛されている。町並みや音楽などで映画の世界を楽しんでほしい」と話した。
同社は感染防止対策として、新アトラクションなどに公式アプリから希望時間を申し込み抽選で利用できる「エントリー方式」を初めて導入した。