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「大阪松竹座」惜しまれながら閉場 103年の歴史に幕…最後は“大阪締め”

大阪松竹座が閉場(C)松竹

 大阪・道頓堀の劇場「大阪松竹座」が26日、多数のファンに惜しまれながら、103年の歴史に幕を下ろした。

【写真多数】惜しまれながら…大阪締め 大阪松竹座「最後の日」の様子

 この日、『御名残五月大歌舞伎』の大千穐楽を迎え、『當繋藝招西姿繪』(つなぐわざおぎ にしのすがたえ)では、特別カーテンコールがあり、手拭い撒きが行われた。最後は片岡仁左衛門の音頭で大阪締めとなった。

 大阪松竹座は、1923(大正12)年に活動写真館(映画館)として開業、97年(平成9年)には演劇の劇場として新開場し、多彩な興行を続けてきた。関西初の本格的な洋式劇場であり、ネオ・ルネッサンス様式の特徴的な正面ファサードで、空襲も乗り越えるなど、道頓堀のシンボルの一つとして愛されてきた。関西の歌舞伎や多彩な舞台、さらに関西ジュニアの拠点ともなっていた。

 松竹は「新開場からおよそ30年の経過に伴う諸設備の老朽化等により、現施設のままでの劇場運営は困難となりましたことで、この度の閉館の判断に至りましたが、大阪府・大阪市との対話を重ね、今まで果たしてきた役割の歴史は何らかの手立てを尽くして継続していくべきとの結論に至りました」とも発表している。"