2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

文化功労を奏でる

 ジャズピアニスト大原保人さん=写真=が、県の「文化功労」を受賞された。受賞理由を、千葉日報の記事から引用する。

  ――大原氏は、世界最大級のジャズの祭典「モントルージャズフェスティバル」に、大原保人スーパージャズトリオで出演するなど国内外で活躍。九八年からベイサイド・ジャズ千葉の音楽プロデュースを手がけるなど、ジャズを通して地域に根差した文化活動を行ってきた。(以下略)

 そのとおりで、大原さんは千葉にジャズの種をまき、育てている。そんな大原さんにおぶさり、私も音楽会の真似事などしているが、この方は、大原保人さんの受賞理由にはなっていない。当たり前だが。

 ピアニストは指が長いという印象があるが、大原さんの指はかわいいというイメージだ。

 短めのかわいい五指がキー上を飛び回って演奏する。音が跳ね、指が躍る。聴いても見ても楽しく、演奏者といっしょにからだが揺れる。

 ジャズの本分は軽快なリズムと言われ、両手五指の飛び交う大原さんの演奏スタイルそのものだが、実は大原さんはメロディー奏者でもあり、そのテクニックは緻密にして優雅である。

 一流というのはやや孤高性があり、簡単に素人の伴奏など受けないが、大原さんは、ジャズ、歌謡、民謡、童謡、何でも受ける。やさしさと驚異の暗譜力だ。

 それも、素人の歌い手をかばいながら、当人が納得するように、満足するように、慈しむような伴奏を工夫する。
 私の歌の伴奏も例外ではない。声の出ている歌では、ピアノの音を流すようにして歌を立て、声が出ていないと判断した歌では、ピアノを弾き込んでカバーする。こちらはお任せで歌える。

 年末年始の私のコンサートは、十二月二日(日)のクリスマスコンサートと、来年一月二十七日(日)の新年会コンサートが予定されている。

 折れた肋骨六本はどうにかついたものの、肺に炎症があり、心臓に宿病あり、さらに気管にできたポリープを十二月三日に手術する。

 そんな事情で、年末年始のコンサートは遠慮しようとも考えたが、大原保人さんが、例年の催しを中断したら、応援してくれる皆さんに申し訳ない、がんばりましょう、と励ましてくれて、予定どおり開催ということになった。...


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