2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

古里話を担ぐ人々

 平成二十年三月九日(日)午前十時五十分、私は千葉市「青葉の森公園芸術文化ホール」に来ていた。

 本日このホールで開かれる「ちば民話フェスティバル」に関連し、おふた方の話を聞くためだが、約束の時間は午前十一時、間もなくだった。

 本日の「ちば民話フェスティバル」は、昨年度の「民話駅伝inちば」の総集編という位置付けのようだ。

 内容は、北は野田から南は館山まで、県内諸所から駆け付けた語り部が演じ、中に子どもの語りも入り、また大型紙芝居もあり、子ども出演による民話劇もある。

 主催は「ちば民話フェスティバル」実行委員会で、会長さんが、これから私が話を聞かせてもらう相澤栄氏である。

 この民話の集いは、千葉県依託事業ということで、担当者としてお世話に当たるのは金高恵美子さん、千葉県環境生活部文化振興課文化振興室の副主幹さんである。

 金高さんは、千葉県民話のCD化を推進していて、できれば私も、微力ながらお手伝いしたいと考えている。

 十一時、まず相澤会長の話を聞く。

 「平成十九年度のテーマは『民話駅伝in千葉』ということで、十二市町の語り部ランナーが三グループに分かれ、おのおのの民話たすきを掛けつないでいくというレースでした。

 ちなみに青(紺)のたすきは北部ルートで、野田―船橋―柏―流山とつなぐ。

 緑のたすきは中部ルートで、佐倉―四街道―千葉―八千代をつなぐ。

 赤のたすきは南部ルートで、市原―大多喜―君津―館山をつなぐ。

 そして平成二十年三月九日(日)の今日が、集大成のゴールということになります」

 千葉県民話の会は、県の依託事業ということで、年度替わりは四月になり、二十年度のプログラムもそれからだという。当然ながら、県文化振興課振興室との兼ね合いもあるのだろう。

 文化振興室の金高恵美子さんは、千葉県民話のCD制作に取り掛かっているが、公務上、年度替わりまでは正式発表ができないので、それまでは「らしい」という推量の助動詞を用いるよう、文章的注

意をしてくれた。

 要するに民話CDの企画は通ったらしい。予算も出るらしい。二十年から二十一年にかけて制作されるらしい。...


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