オシャレ老人万歳

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 第2306回・千葉南ロータリークラブの「卓話」を済ませての帰り、会員の石毛隆氏から「千葉注文洋服新聞」をもらう。石毛氏はその新聞の発行人ということだった。

 業界新聞はいろいろあるが、そのまんまの「千葉注文洋服新聞」を聞くと、粋でなくても、それなりに素朴な親近感を覚えた。

 紙上にコメントがたくさんあって、こちらもヤボからイキへの志向性カリカチュアが楽しい。

「まず我々年寄りが、おしゃれキャンペーンを張り、世の中を少しでも粋でおしゃれにする」

 つまりおしゃれをする年齢ではないなどと引っ込み思案にならず、自分らが率先してモダーンセンスの服装を光風になびかせ、メーンストリ-トをさっそうと歩く、といった心意気を持つということのようだ。

 年甲斐(としがい)もない、という言葉があるが、パリっとしたスーツを着こなしたら、むしろ高齢者紳士の方がピタっとはまるような気がする。特に外国映画の高齢俳優を見ているとそう思える。

「昔からの言い種(いいぐさ)に、紺屋(こうや=そめもの屋)の白袴(しらばかま)、大工の掘っ立て小屋等々があり、職人気質の技術者も、どちらかといえば、自分のことには構わない人が多く、だがそうした気質では急進的社会にはついていけない」

「一般思念として、老人は汚(きたな)いとイメージされ、それとなく歓迎されない。それはこちら側の意識にも問題があり、我が業界を見ても、技術者は縫うことばかりに目がいき、粋なファッション感覚は二の次になる」

「兎年の今年(2011)は、高齢者もピョンピョン跳ねなければいけない。エロジイ・バアと言われてもオシャレに徹し、自分なりのセンスを磨き、腰痛など忘れて、さっそうと高齢者ファッションで歩く」・・・