2020年7月6日 17:55 | 有料記事

冠水した道路を走行する車=昨年10月25日、佐倉市(画像は一部加工してあります)
本格的な大雨、台風シーズンが到来し、九州では熊本県南部を襲った豪雨で甚大な被害が出ている。千葉県内でも昨秋の房総豪雨の際、車で避難中だった人らが犠牲になっており、日本自動車連盟(JAF)千葉支部は車の冠水被害への注意を呼び掛け、専門家も移動は短い距離で風雨が強まる前の対応が必要と指摘している。
昨年10月25日の房総豪雨では、県内各地で河川が氾濫して道路冠水が発生した。同支部によると、同日から3日間で県内のロードサービス出動要請件数は、前年同期比1・75倍の2112件に上った。
房総豪雨では県内で11人が亡くなり、5人が車で移動中だったとされる。一宮川が氾濫した長柄町では、車で避難中に水没したり、子どもを迎えに行く途中で濁 ・・・
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