◆乳がん(6)
「AYA(アヤ)世代」とは、思春期及び若年成人を指し、がん医療では主に15~39歳を示します。
今年決定した厚生労働省が推進するがん対策基本推進計画(第3期)にAYA世代への対策が盛り込まれました。国立がん研究センターも今年初めてAYA世代のがん罹患率を公表しましたが、その中でも乳がんは20代から急増し30代では1位となっています。
乳がん患者さん全体からみたAYA世代の割合は多くはありませんが、20~30代は就労・結婚・妊娠・出産・育児とライフイベントが多く支援の必要性は多方面にわたります。
手術や抗がん剤治療による見た目の変化や妊娠能力にかかわる副作用ではアイデンティティー(自分らしさ)や、将来への不安など心身共に影響を及ぼすことがあります。
また、若年でのがんの発生は遺伝性乳がんの可能性もあり、検査を行うことの意思...
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