清水伶選 【日報俳壇】

虚ろなる埴輪の目鼻春の闇 酒々井 榎利美
 【評】縄文の埴輪の目鼻は、確かに虚ろな目鼻をしている。このフレーズは、やや常識的であるが、季語に「春の闇」をもって来たことにより、その初々しさ、柔らかさ、その奥行きの中に木々の息吹など、生命力 ・・・

【残り 1058文字】



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