駅のホーム再発見して 特殊な人型パネル設置 角度で変わる風景 パラレルワールド アーティスト 沼田侑香さん 【現場に聞く ちばげい2025】(3)

正面から見た「パラレルワールド」。見る角度によって人物がより透明になったり、よりはっきり見えたりする(本人提供)
正面から見た「パラレルワールド」。見る角度によって人物がより透明になったり、よりはっきり見えたりする(本人提供)
沼田侑香さん(本人提供)
沼田侑香さん(本人提供)

 アーティストの沼田侑香さん(32)=千葉市出身=は千葉都市モノレール県庁前駅の使われていないホームに特殊な人型パネルを設置するプロジェクト「パラレルワールド」を手がけた。沼田さんは展示の意図を「普段は意識されない場所を再発見してもらうためのもの」と説明する。

 全部で20体あるパネルにはそれぞれ、ボランティアで集まった市民18人、神谷俊一市長、同モノレールのマスコット「モノちゃん」の姿を印刷。角度によって見え方が変わる「レンチキュラーパネル」を使い、ホームを歩く中で人物が突然消えたり現れたりするような体験を演出した。

 「駅のホームは降りてすぐ立ち去ってしまうので、なかなか集中して眺める機会がない。向こう側に見えるだけで使われていないホームはもっと ・・・

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