2025年6月28日 05:00 | 有料記事

飲酒運転は「しない・させない・許さない」。県トラック協会が作成した安全運転を訴えるミニのぼり。協会員らに配布している

飲酒運転根絶などの施策について説明する県トラック協会の担当者ら=千葉市美浜区新港の同協会事務所
八街市で下校中の児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ、死傷した事故が起きた2021年。「クレームの電話が止まらなかった」。千葉県トラック協会の担当者は、当時をこう振り返る。荷主や一般市民から厳しい声が投げかけられ、「酒を飲んで運転しても雇ってもらえる会社に入りたい」と皮肉めいた電話もあったという。一部のドライバーの行動に業界全体の評判が左右される現状に歯がゆい思いを抱えながらも、社会全体で飲酒運転を撲滅する機運を高めるため、同協会では日々啓発活動に取り組んでいる。
(平嶋奏葉)
同協会は、県内でトラック運送事業に関する指導や教育を行う組織で、県内に事業所を持つ約2700社の運送事業者のうち、およそ75%にあたる約2050社が加入する。有償で荷物を運ぶ「緑ナンバー」の事業用トラック運転手に対し、トラック運行に関わるセミナーや教育用DVDの貸し出しを行ったり、事業者に対してドライブレコーダーやアルコール検知器の購入費用を助成したりするなど、県内の運送事業の適切な運営を支えている。
◆「白ナンバー」と「プロ」
一方、八街で事故を起こしたのは、自社の荷物を運ぶ自家用自動車「白ナンバー」のトラック ・・・
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