高級・大型化するランドセルに対抗して、アウトドアメーカーが軽量・安価で丈夫な通学用バックパックを発売し、千葉県内でも話題となっている。買う保護者、背負う児童双方の負担軽減につながる画期的な商品は、そもそも義務化されていないのに続く日本特有の「ランドセル主義」に対する議論を喚起。知事もこのほど“参戦”を表明するほどだ。
県によると、通学時にランドセル使用を義務づける規定はないにもかかわらず、現在も多くの小学生がランドセルを使用している。素材の工夫などで軽量化は進むが、デジタル教科書を閲覧するタブレット端末と紙の教材併用で児童が背負う重量は増すばかり。
また、近年は高額商品が増え、保護者の経済的負担も大きい。ランドセル工業会によると、今春入学の平均購入価格は5万6425円で3年前から4125円上昇。余裕のある祖父母らに、孫の入学祝いとして購入してもらうケースが定着する理由の一つにもなっている。
そうした“ランドセル主義”に一石を投じたのが、アウトドア用品会社「...
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