最後までらしさ貫く 習志野ナイン

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 記録的大勝-。10年ぶりの甲子園を決め、マウンド上で人さし指を突き上げて歓喜した習志野ナイン。県大会決勝の二桁得点は23年ぶりという、まさに圧倒的強さを見せつけて頂点に立った。

 派手なスコアは、1点に執着し続けたたまものだ。準決勝まで31犠打の打線は、この日も六つの犠打を決めた。7試合計58イニングで37個という数字が、絶対的な存在のいないチームの特徴を何よりも表している。

 八、九回は既に6点リードの場面でそれぞれ2犠打を絡めて計9点。九回に送りバントした中村敦貴は「こういう試合でしっかりやらなきゃ、この先は勝てない。そういうバント」。今大会チーム最多の7犠打を成功させた2番打者は、胸を張って言った。