2人殺傷、再審棄却で抗告 弁護団、放火無罪を主張

 福岡市にある電器店の店員2人が1966年に殺傷、放火された「マルヨ無線事件」で、強盗殺人罪などで死刑判決が確定した尾田信夫死刑囚(79)が放火の無罪を訴えた第7次再審請求審で、弁護団は30日、請求を棄却した24日の福岡地裁決定を不服とし、福岡高裁に即時抗告したと明らかにした。27日付。

 弁護団は、確定判決で蹴り倒したと認定されたストーブが、直立のまま異常燃焼した可能性などを主張。決定は「証拠関係は元来堅牢で揺るがない」と退けていた。

 尾田死刑囚は死刑確定から55年が過ぎ、現在未執行の確定死刑囚の収容期間で最長。2013年、第7次請求を申し立てた。


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