153年の歴史に幕 環と佐貫、二つの小学校で閉校式 富津

閉校記念式典で保護者や住民を前に合唱する環小の児童=富津市
閉校記念式典で保護者や住民を前に合唱する環小の児童=富津市

 富津市で153年の歴史を刻んだ市立環、佐貫の二つの小学校が、本年度末で閉校する。児童数減少を受けて環小は天羽小、佐貫小は大佐和小に統合され、4月から新たな一歩を踏み出す。

 環小で27日に行われた閉校記念式典では、保護者や地域住民らが出席する中、児童39人が合唱曲「スマイル・アゲイン」と校歌を合唱し、閉校を惜しんだ。

 児童代表として、5年生の川崎つばきさん(11)は「全校のみんなが仲良く、学年も関係なく話し合い、たくさんの関わりを持つ中で、いろんな考え方や感じ方を学ぶことができた。これからもいろいろなことにチャレンジして頑張る」とお別れの言葉を述べた。

 浅倉明美校長は「あなたがあなたであることを大切に自信を持って新しい学校に進んでいって。この学校がいつまでも皆さんのふるさとであり続けられることを願っている」と呼びかけた。その後、山下秋一郎教育長に校旗が返還された。

 第2部では、同校出身のソプラノ歌手、牧田信乃さんらによる記念演奏会や記念碑除幕式があった。

 佐貫小でも24日に閉校式・校旗返納式があり、PTAバンドによる音楽ライブや記念歌が披露されたほか、打ち上げ花火などの記念イベントがにぎやかに続き、児童31人が学びやに別れを告げた。

(岡田正弘)


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