豪、イラン選手にビザ発給 国歌斉唱せず帰国懸念

オーストラリアのバーク内相(右から3人目)と女子サッカーのイラン代表選手ら(オーストラリア内務省提供・AP=共同)

 【シドニー、ワシントン共同】オーストラリア政府は10日、同国で開催中のサッカー女子アジア・カップで敗退したイラン代表の選手5人に人道目的の新たなビザ(査証)を発給したと発表した。選手らは2日の試合で国歌を歌わず、母国の体制への抗議と受け止められ、イラン国営メディアなどが批判していた。

 選手らが帰国した場合の身の安全に懸念の声が上がり、トランプ米大統領は9日、帰国させるのは「重大な人道的過ち」だとしてオーストラリアに亡命を認めるよう要求。アルバニージー首相と対応を協議し、5人が保護下に入ったと交流サイト(SNS)への投稿で明らかにしていた。


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