震災の記憶と教訓伝承へ 7日、富津で「祈りの花火」 津波体験談や防災講話も 【東日本大震災ちば15年】

「東日本大震災追悼 祈りの花火in竹岡」のポスター
「東日本大震災追悼 祈りの花火in竹岡」のポスター

 東日本大震災から15年を前に、富津市竹岡地区で7日、犠牲者を追悼する「祈りの花火」が打ち上げられる。被災した旭市飯岡地区の語り部によるオンライン体験談や防災講座、追悼の合唱などと合わせ、震災の記憶と教訓を未来へとつなぐ取り組みだ。荒天時は翌8日に延期される。

 住民らが組織する実行委員会の主催で、花火打ち上げは富津市内の立石煙火製造所によって9回目を迎える。東日本大震災の記憶を風化させることなく、震災を体験していない世代や、これから生まれてくる子どもたちにも、あの日の悲しみと教訓を伝承していくため、さまざまな追悼行事を企画している。

 午後3時から竹岡コミュニティセンターでは、最大7・6メートルの津波に襲われた旭市飯岡地区での被災を伝承する「NPO法人 光と風」の高橋進一さんがオンラインで体験談を語る。

 引き続き富津市防災安全課による出前講座が行われ、防災グッズや消防車両などを展示。6時半から竹岡漁港で開会式。来場者とともに黙とうや東日本大震災被災地の復興を応援するため制作されたチャリティーソング「花は咲く」を合唱し、午後7時から約百発、5分間程度の花火を打ち上げる。

 会場にはキッチンカーも出店し、能登半島地震への災害募金箱を設置する。

(岡田正弘)


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