東証、初の4万4千円台 日経平均、最高値更新

一時4万4000円台を付けた日経平均株価を示すモニター=9日午前、東京・東新橋

 9日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸し、初めて4万4000円台を付けた。前日終値からの上げ幅は一時400円を超え、取引時間中としての史上最高値を3週間ぶりに更新した。前日の米国株上昇を好感した買い注文が広がった。東証株価指数(TOPIX)も、取引時間中としての最高値を連日更新した。

 午前9時15分現在は前日終値比413円77銭高の4万4057円58銭。TOPIXは13・72ポイント高の3151・92。

 前日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の拡大を受けて、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって上昇した。この流れが波及した東京市場でも、取引開始直後から幅広い銘柄が値を上げた。


  • Xでポストする
  • LINEで送る