日本郵政は10日、傘下のゆうちょ銀行株を約5920億円で売却すると発表した。ゆうちょ銀株の売却は1兆2千億円規模を売り出した2023年以来。日本郵政は売却で得られる資金を郵便事業の成長に向けた投資に充てる方針だ。
1株1444円で約4億株を売り出す。受渡期日は17日。売り出し価格はゆうちょ銀株の10日終値を基準に設定した。
郵政民営化法は、日本郵政がゆうちょ銀とかんぽ生命保険の株式をできる限り早期に処分することを定めている。日本郵政は保有するゆうちょ銀の議決権比率を、今回の売り出しなどで現在の61・5%から最終的に49・9%程度まで引き下げる方針。